韓国大田(テジョン)にて

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延世大語学堂で勉強した頃②

下宿の部屋は最初は一人部屋だった。朝になるとおばちゃんが各部屋を回りながらドアをたたき「イロナー、アチムモゴー(起きて、朝ご飯食べなさい)」と起こして回った。僕はまだ布団がなかったので寝袋に入って寝ていた。おばちゃんはドアの隙間からそれを見たのか、「布団を買いなさい」と言った。それで新村の現代百貨店の近くにあった市場の布団屋まで連れて行ってくれた。そこで敷布団と掛布団を買った。

下宿にはソウル市内各大学の学生さんがいた。僕を下宿に案内してくれたPさんとそのルームメートでソラボル芸術大学のC君、延世大のK君、西江大のY君、梨花女子大のSさんなどと口をきくようになった。ほかにも社会人だったが弁理士(だったと思う)の資格を目指して勉強しているヒョンニムもいた。

このヒョンニムの洗濯を僕がときどきしてあげた。自分の洗濯をするときに「パルレオプスセヨ?」と聞く。もしあれば一緒に洗濯機を回して、脱水してから持っていった。そのせいかヒョンニムはときどき下宿の近くのポジャンマチャ(屋台)へ連れて行って夜食のキンパプ(海苔巻き)や辛いラーメンなどをごちそうしてくれた。たいがいの学生さんとは朝と夜のごはんの時に顔を合わせると世間話をしたが、やっぱり日本があまり好きでないのかほとんど口をきいてくれない人もいた。

おばちゃんの作ってくれるごはんは美味しかった。今でも思い出すのはたぶん骨を煮込んで作った白いスープで、食べる直前にネギと塩を好みの量だけ入れて食べた。おいしかった。(つづく)
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by eowjs | 2015-01-01 16:53 | 韓国について | Comments(0)