韓国大田(テジョン)にて

shinkiku.exblog.jp
ブログトップ

旧・朝鮮殖産銀行大田支店

先日、銀杏洞に行った際に旧・朝鮮殖産銀行大田支店の建物にメガネ屋が入居したことを知った。以前は産業銀行だったが、屯山移転後は一時空き家となり、その後は大田郵便局が一時的に入っていたようだ。
e0008743_11383475.jpg


この建物に関しては詳しい説明が↓にある。
http://home.mokwon.ac.kr/~cdkim/3works/works-detail02-01-01.htm

翻訳は以下の通り。翻訳に際して文章の構成、用語を若干変えた。

旧朝鮮殖産銀行大田支店
大田(テジョン)市東区中洞92-1に位置する旧産業銀行大田支店は地下1階、地上3階の鉄筋コンクリートラーメン構造で、下部は花崗岩、上部はタイル·テラコッタで仕上げられており、古典的ルネッサンス風の大田地域を代表する近代建築物の一つである。

2002年5月31日に登録文化財第19号に登録されたこの建物は垈地面積1,668.40㎡、建築面積582.88㎡(建蔽率:34.9%)、延べ面積1,291.76㎡(容積率:77.4%)の規模で、朝鮮殖産銀行営繕係が設計を行った。

日本人が大田地域の経済権を掌握するため、1912年に(株)漢城銀行大田支店を設置したその場所に1918年10月に朝鮮殖産銀行大田支店が新築された。

現在の建物は1936年10月に着工され、翌年12月に竣工した。当初は1階建てだったが、1989年に改築した際に暖房の必要性から室内の高い階高を2つの階に分け、床の木製タイルを撤去して煉瓦と鉄筋コンクリート造とし、地下があった木造の附属舎も2階建てに変えられた。

前後面と両側上部の端にあるテラコッタの花型装飾と前面上部の柱の上の部分の丸い四つの花模様の装飾はこの建物の品位を高めている。

概してこの建物が建てられた当時の他の銀行の建物と前面の形式は似ているがガラス窓が大胆と言えるほど大きく、部分的なディーテールは更に細密に構成されており柔らかく華麗な印象を与える。

解放後には韓国産業銀行の大田支店の建物として使用された。同銀行は産業開発と国民経済発展の促進のため重要産業資金を公共管理することを目的に1954年に設立された長期開発金融機関である。

1997年5月に大田支店を屯山洞に移転するにあたり銀行側の意向で撤去、売却されることになったが、建築史的価値が評価され存置されている。現在、建物は使用されていない状態である。
[PR]
by eowjs | 2006-01-03 11:51 | 大田(テジョン)の昔 | Comments(0)